神武東征_白肩律の戦い

『謎解き日本史 詳説•古事記』の挿絵として描いたものです。神武軍を 率いる神武天皇とそれを迎え討つ彦国葺(ひこくにふく)率いる軍との闘 いの様子を漫画チックに描いています。 『日本書紀』は、崇神天皇のとき起った武埴安彦(たけはにやすひこ)の 反乱を鎮圧するために大彦と和珥氏の先祖、彦国葺を派遣したと記してい ます。そして、彦国葺の放った矢が武埴安彦の胸を射抜いて殺し、その軍 を現在の枚方市大字樟葉に追い落とし破ったと記しています。 私は、この文章の描写は、神武東征の時に神武軍が白肩津(現在の枚方 市)に上陸して戦い、神武天皇の兄、五瀬命(いつせのみこと)が肘に矢 を受けて一旦退却した出来事を神武軍を迎え討った敵方から描写はしたと、 とらえています。 そして、五瀬命は、神武天皇のダミーとして描かれており、実際に矢を受 けたのは神武天皇であったと解釈しています。